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RCA

エルヴィスは1955年11月21日にRCAレコードと契約した。1956年1月28日に「CBS-TVトミー・ドーシー・ステージ・ショウ」にてTVに初出演し、黒人のR&Bを歌う。そこで彼は白人らしからぬパフォーマンスを披露したが、これに対してPTAや宗教団体から激しい非難を浴びせられた。しかし、その激しい非難にもかかわらず、それを見た若者たちは、エルヴィスのファンになっていった。

1956年1月27日に第6弾シングル「Heartbreak Hotel / I Was the One」がリリースされた。これは1956年4月にチャートの1位に達した(Heartbreak Hotelはその後数多く登場したミュージシャンに多大な影響を与えた)。

エルヴィスが1977年に死去するまでの21年間に、146曲が100位以内に、112曲が40位以内に、72曲が20位以内に、38曲が10位以内にチャートインした。1962年4月21日から2週連続で1位を獲得した「グッド・ラック・チャーム」を最後にエルヴィスは1位から遠ざかったが、1969年11月1日、「サスピシャス・マインド」が1位を獲得し、「エルヴィスの復活」と言われた。1972年10月28日には「バーニング・ラヴ」が2位まで上り詰めたが、チャック・ベリーの「マイ・ディンガリング」(1972年10月21日から2週連続1位)に阻止された。70年代においてはエルヴィスは一度も1位を取ることはなかったが、2002年にリメイクされた「ア・リトル・レス・カンバセーション」は世界24カ国でナンバー1を取得した。アメリカにおいて1位を獲得したシングルの数は18作〈計80週間〉で、ビートルズの20作〈計59週間〉に次ぐ2位の記録となっている(Billboard誌に準拠)。

レコーディング場所について1950年代はニューヨークにあるRCAスタジオを利用したことがあったが、エルヴィスのキャリアにおいて、主演映画の挿入歌以外のレコーディング場所で最も利用されたのはテネシー州ナッシュヴィルにあるRCAスタジオBである。しかし、1972年以降はハリウッドにあるRCAスタジオや地元メンフィスのスタジオを利用した。更に1976年になると、RCAスタッフがエルヴィスの自宅(グレイスランド、ジャングルルーム)に録音機材を持ち込み、レコーディングを行った。

後年レコーディング自体に関心を示さなくなったのは、RCAのミキシングがエルヴィスの意向にそぐわなかったことや体調不良等の様々な理由があると思われる。しかし、エルヴィスは最後まで一発撮りと呼ばれる1テイク完成型のレコーディング・スタイルにこだわった(いくつかのテイクをつなぎ合わせて一つの曲として発表する形式や曲の別録りといった選択肢もあったが、エルヴィスはそれを嫌い、現在まで発表された曲数が700以上ある中で、そのような形式で発表した曲は少ない)。そのため、エルヴィスの死去後現在まで様々な未発表テイクが発掘されており、その中には発表されたテイクと違った趣向のものもある。後年、レコーディングに関心がなくなった頃は、体調不良を訴え、「歌のレコーディングは後で必ずするからミュージックだけ録音しておいてくれ」と言うこともあったが、ほとんどの場合、それは実現しなかった。

ヒット曲 [編集]
ナンバー1ヒットは全18曲、合計80週間である。曲数はビートルズに次ぐ歴代2位である。週間数に関しては歴代1位である。ちなみに2位はマライア・キャリーの79週。(ビルボードに準拠)

全米ナンバー1獲得曲
ハートブレイク・ホテル(Heartbreak Hotel) 1956年 8週間連続1位
アイ・ウォント・ユー、アイ・ニード・ユー、アイ・ラヴ・ユー(I Want You,I Need You,I Love You) 1956年 1週間1位
ハウンド・ドッグ(Hound Dog) 1956年 11週間連続1位
冷たくしないで(Don't Be Cruel) 1956年 11週間連続1位
ラヴ・ミー・テンダー(Love Me Tender) 1956年 5週間連続1位
トゥー・マッチ(Too Much) 1957年 3週間連続1位
恋にしびれて(All Shook Up) 1957年 9週間連続1位
テディ・ベア(Teddy Bear) 1957年 7週間連続1位
エルヴィスは「なぜこんな曲が7週No.1になったのか」と疑問に思ったという
監獄ロック(Jailhouse Rock) 1957年 8週間連続1位
ドント(Don't) 1957年 5週間連続1位
冷たい女(Hard Headed Woman) 1958年 1週間1位
恋の大穴(A Big Hunk o' Love) 1959年 2週間連続1位
本命はお前だ(Stuck On You) 1960年 4週間連続1位
イッツ・ナウ・オア・ネバー(It's Now or Never) 1960年 5週間連続1位
今夜はひとりかい?(Are You Lonesome Tonight?) 1960年 6週間連続1位
サレンダー(Surrender) 1960年 2週間連続1位
グット・ラック・チャーム(Good Luck Charm) 1961年 2週間連続1位
サスピシャス・マインド(Suspicious Minds) 1969年 1週間1位

その他 [編集]
好きにならずにいられない(Can't Help Falling in Love) 1961年 全米2位、全英1位
心の届かぬラヴ・レター(Return to Sender) 1962年 全米2位、全英1位
イン・ザ・ゲットー(In the Ghetto) 1969年 全米3位、全英1位

Follow That Dreamレーベル [編集]
エルヴィスがそのキャリアにおいて発表した曲の未発表テイクが数多く存在するが、プライベート録音を含め、すべての残されたエルヴィスの音源を聴きたいというファンの要望に応えるべく立ち上げられたものが、主演映画のタイトルから引用した「Follow That Dream」レーベルである。

このレーベルのアルバムは限定生産され、世界中のファン・クラブに優先的に流通させるので一般のCDショップ等に出回りにくい。1999年に第一弾「Barbank'68」(1968年のNBC-TVスペシャルのリハーサルの模様を収録)がリリースされた。以後、定期的に貴重な音源が次々とリリースされ続けている。わずかだが一つの曲のすべてのテイクを聴くことが出来たり、コンサートアルバムはエルヴィスのコンサートを体験することが出来なかったファンにも(音声だけだが)追体験出来るような内容になっている。

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2009年04月10日 09:39に投稿されたエントリーのページです。

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